狸小路(たぬきこうじ)とは
正式名称は『札幌狸小路商店街』
はじまりは1869(明治2)年。
150年以上の歴史を持つ、北海道で最古の商店街のひとつである。
規模の大きさも最大級で、
1丁目〜7丁目まで7ブロックあり、東西約900メートルに渡り店舗が立ち並ぶ。
路上も店舗も長いアーケードで覆われていて、
雨の日でも雪の日でも快適にショッピングを楽しむことができる。
現在、1〜6丁目はすっかり近代的になっているのだが、7丁目だけ別世界のような雰囲気が残されている。
なので、今回は狸小路7丁目“だけ”歩いて歴史を感じてみたい。
狸小路7丁目を行く!
西側(8丁目)から狸小路を見た様子。
実は、7丁目だけが古いアーケードのままになっている。
この佇まいが歴史を物語っている。
アーケード下の薄暗く雑多な雰囲気がたまらない。
タヌキセブン平和ビリヤード跡地
数年前に閉店したようだが、外観はそのまま残されている。
黄色と緑の店舗テントが郷愁を感じさせる。
デザインもステキ。
そこに書かれている“平和ビリヤード”の字体が味わい深い。
このままずっと残しておいてほしい。
ちなみに、このビルの地下には『名曲喫茶ウィーン』があったそう。
こちらは2017年末に、店主高齢のため多くの人々に惜しまれつつ閉店。
幸乃園 安中茶舗
昭和二年、北海道札幌・狸小路商店街唯一の日本茶販売店として創業いたしました。
以来続けている独自の焙煎法で、毎日丹念に仕上げているほうじ茶は自慢の逸品です。出典:幸乃園ホームページより
狸小路と共に長い歴史を歩んでいる日本茶専門店。
一度味わってみたい。
茶器などの道具も豊富な取り扱いがありそうでした。
ギョーザと韓国屋台 SUEZOU エチオピア
老舗だけではなく、現代っぽいお店もあった!
ギョーザと韓国料理とかいう最高の組み合わせ。
数年前まで7丁目にあった『ロシア料理店コーシカ』は閉店して別の飲食店になっていた。
雰囲気とおいしいロシア料理が気に入っていたのでちょっと残念。
他にも、中古レコード・CD専門店、梅沢無線電機、ラーメン一徹、本の世界を旅するホテルランプライトブックスホテル札幌などなど、
新旧入り混じった個性的なお店がたくさんあって、まるで宝探しのような楽しい時間を過ごせた。
この古き良き時代感を、ずーーーっと後世に残したい。
お店や歴史について、詳しくは狸小路のホームページをどうぞ↓
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