水曜どうでしょうのロケ地
“水曜どうでしょう”とは、北海道テレビ(HTB)制作の大人気深夜バラエティ番組である。
おなじみ北海道が生んだスーパースター大泉洋と、ゆかいな仲間たちが繰り広げる伝説のハチャメチャ番組だ。
その撮影に使用されていた公園が、
《平岸高台公園(ひらぎし たかだい こうえん)》。
1976年に開設された地域の憩いの場だ。
番組で緑の美しい坂を観て、いつか訪れたいとずっと思っていた。
地下鉄で聖地へ向かう
平岸高台公園の最寄駅は、地下鉄南北線【南平岸(みなみひらぎし)】駅。
(学生の頃は「ナンピラ」と呼んでいた。)
見づらくてスミマセン。通路が狭くてこんな位置からの撮影になってしまった。
そういえば、南平岸駅って1994年まで『霊園前』という駅名だった。
近くに平岸霊園と呼ばれる墓地があることに由来するのだが、
周辺住民から駅名変更の要望が高まり、
東豊線延伸(豊水すすきの〜福住)開業に合わせて、こちらも名称変更したそう。
めっちゃ怖い…。
黒い背景に白抜きの文字。
どの駅もこの色合いだったけど、どこの駅よりも字面がおどろおどろしい。
子供の頃見たこの駅名が、かなりトラウマになっている私。
未だに、“南北線=怖い”という印象を消せずにいる。
ところで、地下鉄南北線は、平岸駅を過ぎたあたりで急に地上に出る。
暗闇が突然明るい世界に変わるから、今日ももれなく「おおっ!」と叫んじゃったよね。心の中で。
そして、南端の真駒内駅までシェルター内を走行する楽しいシステムになっているのだ。
ホームから外の景色が見える不思議な感覚。
公園まで5分ほど歩いていく
南平岸駅周辺には、『シャトー〇〇』や『〇〇ロイヤルハイツ』といった昭和の雰囲気が色濃く残る、モダンで素敵なデザインのマンションが多い。
レトロ建築がお好きな方に探訪をオススメしたいエリア。
1棟1棟じっくり拝みたいほど素晴らしい。
さてさて、高台のヴィンテージマンションに見とれているうちに公園に到着!
水どうの坂、キターーーー!!
これこれ、これを見たかったんだよ。
園名碑
HTBのマスコットキャラクターonちゃんと、ここ豊平区のシンボルであるリンゴのシルエットが描かれていて可愛い。
園名の文字はディレクターの嬉野さんが揮毫したものらしい。
HTBが本社移転の際、この園名碑を寄贈したそう。
坂の途中、ハマナスの花が咲いていた。甘い香りに癒される。
頂上には、屋根付きベンチの展望台がある。
かつてリンゴ畑だった平岸の街並みを望むことができる。奥に見えるは藻岩山や手稲山。
2018年に中央区のさっぽろ創世スクエアへ本社を移転したHTBの跡地は、マンション建設真っ最中。
すべり台などの遊具や、綺麗なお手洗いもある。
冬はスキーやソリも楽しめそう。
近所の方が犬の散歩をしたり、子供を遊ばせたりしていた。
のどかでとても居心地が良い。
聖地は、ファンにも住民にも愛される公園になっているようだ。
今度来た時は、この坂で動画を撮って遊ぼう。
水曜どうでしょうみたいな(笑)
▪️平岸高台公園▪️
北海道札幌市豊平区平岸4条13丁目8
駐車場無し
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