リコの札幌ダイアリー

古き良き時代の回想と日々を綴るブログ

ピヴォ(PIVOT)の話/さっぽろノスタルジー【札幌市】

ピヴォ(PIVOT)1995年-2023年の記憶

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2023年5月16日ピヴォが閉館した。

 

ピヴォ(PIVOT)とは、札幌市中央区のど真ん中にあったファッションビルである。

1995年(平成7年)9月14日開業。

 

前身は1968年(昭和43年)開業の「中心街デパート」

1973年(昭和48年)〜1993年(平成5年)「ダイエー札幌店」(ダイエーの北海道進出1号店)

1995年(平成7年)ファッションビル「ピヴォ」に改修

 

さて、ここで1995年はどんな年だったのか見てみよう。

1995年のできごと
▪ 阪神・淡路大震災
▪ 地下鉄サリン事件(13人が死亡、5,510人が重軽傷)
▪ Windows 95発売
▪ コギャル現象(シャネラー・グッチャー等)
▪ 日本レコード大賞:Overnight Sensation~時代はあなたに委ねてる~(trf)

はい。まさに、世は『コギャル時代』。

 

私もこの年に高校時代を過ごした一人だ。
(コギャルではなかったが)

 

当時、日サロ(日焼けサロン)で顔面を真っ黒に日焼けさせ、パンダみたいなアイメイクをした金髪のヤマンバギャルたちが街を闊歩していた。
制服のスカートを超ミニにして、だらんだらんのルーズソックスを引きずって履いていた頃。
(90年代の女子高生話は、書きたいことが山ほどあるのでいつか別に書きたいと思います!)

 

あれはなんだったのだろう??と今でもわからない。

謎に満ちた明るい時代だった。

 

話は本題に戻るが、私が思い出すのは、ピヴォに変わる直前の“ダイエー“の姿だ。
あれは中学2年生だっただろうか。
修学旅行に持って行くボストンバッグを母と買いに行った日。
閉店直前セールか何かをやっている雰囲気だった。
閑散とした店内の寂しさだけが異様にクローズアップされて脳内に残っている。
中学生だったからわからなかったけど、あれは採算が合わず去ってゆくダイエーの最期の姿だったんだなぁ。

専用の駐車場を持たないスーパー経営では売上が伸びなかったと後に聞いた。

 

それとは対照的に、ピヴォは外観も入居テナントも都会的で洗練されていた。

 

個人的には、『ピヴォブックセンター』という大きめの書店があって大変重宝した(かつては大通界隈だけでも10軒以上の書店があって、本屋のはしごをするのが楽しみだった)


それから、友人とマリークワァントのコスメを買いに行ったり、ステキな雑貨屋さんも何軒かあって時間を忘れて楽しめるファッションビルだったな〜。
まさに青春の1ページ。

 

そうそう。隣の建物にあったNOVAで英会話を習ってたのはいい思い出!
…その英会話もすっかり忘れていい思い出になってしまった!(汗)

 

時代をともに駆け抜けたピヴォ。

ありがとう。また新しくなって会おうね!

 

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